昨日シニアメンタルクリニック。
昼ご飯の用意を30分遅れて気が付く。
あああ、亀戸行きに乗れないな。
仕方ない奥の手。
出る予定の15分後にうちを出た。
要は1時半に亀戸のバス停についていればいいのだ。
来るバスに乗ろう。
両国行きに乗れたので乗った。
水神森で下車。
するとかーちゃんが、
「ここは初めて降りる。」と言った。
「皆ここで降りて、亀戸駅まで歩くんだよ。」
先生、いつも通り、
かーちゃんの関節の様子を話しながら見てくれる。
昨日は会話が弾んだ。
「花火(隅田川花火大会)は日曜になった。」
「お相撲とかサッカー。」
受け答えバッチリ。
私は脇で、口を挟まないように黙っている。
先生に、
かーちゃんが自分で食べられるのかどうか聞かれたので、
それには答えた。
1時間半くらいかかりますが、
車椅子に乗ってスプーンを持って、自分で食べます。
「本当に良くなってきましたね。一時はボーっとしちゃって、喋れなくて、どうしたものかと思っていましたよ。」
薬の副作用も出なくなってきた。
昨日かーちゃんに、気持ち悪いのは最近どうか? と聞いた。
もう気持ち悪くない、と返事が返ってきた。
気持ちが悪くなるから薬をやめて、家でボケていく方がいいか?
それとも薬を飲んで、意識がハッキリしているうちは家で競馬する方がいいか?
かーちゃんにそう聞いた時、薬を飲む、と返事がきた。
毎日気持ち悪くなるのが可哀想だったが、
心を鬼にして毎日薬を飲ませた。
帰りのバスまで時間があったので、今半に寄った。
おやつにコロッケ2個とメンチカツ1枚買った。
コロッケの衣を外せば、
かーちゃんもコロッケの中身だけ食べられる。
中身が潰れているじゃがいもだから。
なのでコロッケ2個買った。
浅間神社で降りて、
そしたらかーちゃんはまた「ここは初めて通る。」と言った。
ミニストップが見えてくる辺りでどこか理解したらしく、
「もうどこだかわかるでしょう?」と言ったら、
「わかった。」と言った。
目の前に毎年入院している城東病院がある。
薬は城東の向かいの調剤薬局へ出した。
家に帰ってきてコロッケ食べながら、
かーちゃんにコーヒー酒をほんのちょっと飲ませる。
氷を入れてロックにした。
「美味しいーー!」
コーヒーの香りと甘さが丁度いい。
初めて作ったが、うちの味の甘さになった。
「牛乳で割ったりとか、お湯で割ったりしても飲めるんだよ。」
「割らなくていい。美味しい!」
気にいってくれた模様。
大事に熟成させて、
クリスマスとかのイベント時に出してあげよう。
かーちゃんはお顔がピンク色になった。
ボケちゃったらコーヒー酒もわかるまい。
梅酒もわかるまい。
副作用で気持ち悪くさせてしまったが、
薬飲ませて良かったと思った。