かーちゃんが寝起きしていた介護ベッドを解体して持っていった。
本当に、もう、かーちゃんが帰ってきて、
ベッドに寝ることができなくなった。
ベッドがなくなって、
泣きたくなるのではないかと思っていた。
かーちゃんがいなくなった事実を、
受け止めなければいけない。
かーちゃんはもう帰ってこない。
私がそうしたのだ。
主がいなくなった部屋。
介護ベッドがなくなった部屋。
ちょっと広い。
こんなんだったかな。
ベッドの下には、
うさのすけがおもちゃにして、
押し入れから引きずり出した物が散乱していた。
ああっ、片付けなければ。


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