今日も面会させてくれることになって、行ってきた。
昨日より息が荒い。
だが苦しそうではない。
もうかーちゃんに「90年もよく頑張ったから、いつ逝ってもいいよ。」と声掛けしてきた。
「楽しかったね。面白かったね。あたしといて楽しかったかい?」
聞いても返事はない。
薄目は開けているが、視線は宙にある。
「うさぎとうさのすけが迎えに来るから、もういつ逝ってもいいよ。あんたたちでお花畑に行きなさい。」
今日は血圧も安定していて、
ヨーグルトをほんのちょっと食べたそうだ。
熱が37度前後で上がったり下がったりしているそうだ。
だけど食べられなくなって、衰弱して逝くんだろうな。
もういつ逝ってもいい、と言ったのは、
公証役場で書いてもらった、
遺言書のありかを確認したからだ。
これがあれば、口座凍結にはならない。
これは一番重要だ。
葬式代、お坊さん代、墓場の文字掘りに四十九んち。
お金が出ていくことがいっぱいある。
明日も面会に来ていいそうだ。
かーちゃんを見ながら残される我が身を思ったが、
まー何とかなる。
何とかする。
毎日面会に行ってるので、
突然の訃報になるわけじゃないので、
涙のお別れにはならないだろう。
お別れの心の準備を老健がさせてくれている。
2022年04月10日
センター19 競馬の予想だけやる
かーちゃんの容態が危ないので、
自宅待機をすることにして、センターに電話をかけた。
馬券の予想を電話でやっていいそうなので、
今日の桜花賞の予想をした。
スタッフT沢さんが出て、
かーちゃんが危篤なのを手短に話す。
それから、競馬予想係のM上さんに代わってくれた。
「あれ? 今日どうしたの? 来なかったね。」と言われたので、
「かーちゃんが危篤なんだ。だから電話で予想だけでもしようと思ってね。」と言ったら、
「そりゃ余計なこと聞いちゃって。」と返された。
かーちゃんが危篤なのは誰のせいでもないので、
余計なことでも何でもないので、
別に何とも思わなかった。
三連複で10点予想する。
穴からいく。
24時間介護してるわけじゃないから、
競馬予想くらい楽しまないとね。
24時間介護してくれている、老健のスタッフに感謝。
自宅待機をすることにして、センターに電話をかけた。
馬券の予想を電話でやっていいそうなので、
今日の桜花賞の予想をした。
スタッフT沢さんが出て、
かーちゃんが危篤なのを手短に話す。
それから、競馬予想係のM上さんに代わってくれた。
「あれ? 今日どうしたの? 来なかったね。」と言われたので、
「かーちゃんが危篤なんだ。だから電話で予想だけでもしようと思ってね。」と言ったら、
「そりゃ余計なこと聞いちゃって。」と返された。
かーちゃんが危篤なのは誰のせいでもないので、
余計なことでも何でもないので、
別に何とも思わなかった。
三連複で10点予想する。
穴からいく。
24時間介護してるわけじゃないから、
競馬予想くらい楽しまないとね。
24時間介護してくれている、老健のスタッフに感謝。