
あさりのおすまし、三つ葉入り。
はまぐりを買いたかったんだけど、高かった。
手が出なかった。
なので、むかしかーちゃんが作ってくれてた、
あさりのおすましを思い出して、あさりを買った。

メインはいくらのお寿司。
酢飯はすし太郎で混ぜるだけ。
正月の残りの、冷凍いくらを解凍してのっけた。

炊飯器煮物。
凍り豆腐ににんじん、こんにゃく、ごぼう、昆布にちくわ。
最近は煮物は五目煮にしないで、
こうやってお皿に種類ごとに並べてる。
見栄えが綺麗になるので、かーちゃんの箸が進む。

おなじみきゅうりのぬか漬け。
最近は薄切りにして、
入れ歯でも食べやすいようにしている。

デザートにのし梅。
梅ジャムカビはやしちゃって、カビ部分は多めに捨てて、
残りで急きょ焦って作った。
2瓶目もカビはやしちゃったので、また作らなきゃ。
雛祭りなのでこんなメニューにしました。
元々雛祭りをお祝いする文化が根付いてないもので、
今年は気が向いてやった感じ。
うちは貧乏だったからお雛祭りあまりやってないの。
だけど、かーちゃんが、
手を込んだことやってくれた思い出もあって、
それを話しながら今年の雛祭りは終わったのでした。
手を込んでやってくれたこと。
私が8歳だか9歳の時の雛祭りの時に、
うずら卵に黒ゴマで目を作ってくれて、
紅ショウガで口を作ってくれて、
ハムかなんかで衣装を作ってくれて、
お内裏様とお雛様のように2体それがお皿に乗ってて、
物凄く嬉しかった。
今でも覚えてるの。
愛がないとそんな手がかかること出来ないよね。
愛されて育ってたんだな。
こんな大人になってからわかったこと。


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