行ったら夜にかーちゃんを診てくれた先生がいて、
一晩経った様子を教えてくれた。
「呼吸が落ち着いてきています。ですがまだ予断を許さない状況です。」
かーちゃんを見ると、いろんな管が繋がれていたが、
お腹で呼吸をしていた。
良かった。
生きている。
しかしこの先生は、一体いつ寝てるのだろう。
「明日と明後日研修でいませんが、チームの医師にわかるようにしておきますから。」とおっしゃるので、
「あ、土日お休みですもんね。」と言ったら、
「基本的に休みはないですよ。」と返された。
東京のERの最前線の実情を垣間見た。
テレビで行われてることや、ドキュメンタリーは、
本当に起こってることだ。
紙おむつ買わないといけないので、看護師さんに売店を聞いて、
Mサイズのテープ式おむつ1パック買う。
1枚づつしか持っていかなかったけど、バスタオルと普通のタオル。
名前が書いてあるかどうかをチェックされた。
それとローションを持って来てほしいと言われたので、
いつもなごやかさんで使っている、
無香料のベビーローションを持っていく。
売店でおしり拭きと、体をふく際に使用するボトルも購入。
名前なんて言ったかな、スキナだったかな。
買い終わって売店入り口に油性ペン発見したので、
それも追加で購入。
紙パンツ買って、戻って、残りの時間、
かーちゃんの顔を見て過ごす。
どのくらいの意識障害かわからない。
2、3日が山と言われてまだ1晩しか経っていない。
「長期に考えていてください。半年まではいかないかな。」と先生は言った。
まだかーちゃんが生きるかどうかの目途も立っていないのに……。
面会終了時間ギリギリまでいて帰る。
意識が戻って欲しい。
明日行ったら気がつかないかな。
帰りのバスの中、そんなことばかり思っていた。
帰ったら、お昼を食べて、鬼平を見て、
何故かこんな間が悪いタイミングで自分の歯医者。
ずっと何年も自分の病気を放っていた。
かーちゃんの城東退院後、ようやく少し心に余裕が出てきたので、
それとお財布と相談して、一昨日の水曜に矢口に予約を入れたのだ。
5年くらい前に、早く抜いた方が良い、と診断された左奥歯。
今年4月くらいに、まず金属の詰め物が取れた。
食べちゃったみたい。
放っておいた。
そしたら1カ月くらいして、歯が欠けた。
放っておいたら中の詰め物がなくなった。
食べちゃったみたい。
腫れてる感じがし出して、ロキソニンも飲んだ。
これは歯医者に行かねばなるまい。
かーちゃんがまさか倒れるとは思ってなかったので、
昨日金曜日、予約を入れて歯を抜くことにしていた。
矢口の娘さん先生がやってくれた。
歯はすぐに抜けた。
見せてもらったら奥歯が真っ二つに割れていた。
「明日消毒に来てください。抗生物質とロキソニン出しますね。」
麻酔が効いてて喋れない。
「ありあとーござーます。」と言って帰宅。
帰ってきて、食欲がない。
でも食べないと薬が飲めない。
固い物が食べられないだろう。
当初の予定通り、
豆腐に納豆大根おろし山芋オリーブオイルリンゴ酢和えを、
塩で味付けしたのをのっけて食べる。
何だかおかしい。
いつもなら食べたりないのにお腹いっぱい。
それにどうしたわけか寒気がする。
ガタガタ震えるくらい寒いのだ。
夏なのに。
こんな時は体温計。
口にくわえたら38度2分。
脇の下は37度2分。
RUSHのYouTube聴いてる場合じゃない。
書こうと思っていたブログも、
書けないくらい思考がまとまらない。
ロキソニン飲んで、すぐベッドへ入ってドラクエ。
しかしドラクエやっててももうろうとしてきて、すぐ就寝。
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