2016年07月14日

都立墨東病院一般病棟15あゆみの靴

昨日も4時頃面会へ。
はくタイプの紙おむつと尿漏れパッドを背負っていった。
傘を持っていたので相当な手荷物だったが、
持っていったらすぐ使ってくれた。

看護師さん同士で、
かーちゃんのあゆみの靴が話題になっている。
かーちゃんは酷い外反母趾なので、
外反母趾に合う靴を探したらあゆみに行きついた。
冠婚葬祭用で買った合皮の靴と、
今病院で履いている織り地のピンクの靴を買った。
夏場に黒の合皮の靴はごついだろう。
織り地のピンクなら、夏場の7分丈パンツに合うだろう。
ピンクには名前を刺繍してもらった。

デイサービスや特養に行くと、
認知症のお爺ちゃんお婆ちゃんがいて、
施設で靴を取った取られたの話を見聞きした。
認知や痴呆のお爺ちゃんお婆ちゃんは、
取ったこともわからないだろう。
だから、誰にでもわかるように名前を入れてもらった。

あゆみの靴を初めて見た看護師さんや、
あゆみの靴は知ってるけど、こんなかわいい靴があるなんて、
しかも名前が刺繍で入っている、と、
感想を言ってくれた看護師さんもいた。
あゆみの靴は何と言っても脱がしやすい、はかせやすい。
「それ大事ですよね。」
看護師さんとそう言って笑った。

靴の話をされると、かーちゃんは嬉しいらしい。
「娘が誕生日祝いで買ってくれた。」と返事するそうだ。
私も嬉しい。
入院する前に1回しかはいてなくて、
今回死ぬかもしれないと言われて、
靴買ってあげたばっかりなのに……と思った。
入院して山場を超すまでは、毎日とても悲しかった。
だけど命は繋がれて、まだ入院してるけど、
毎日靴をはけるようになった。
本当に良かった。
入院のために買ったような靴になった。

看護学生さんが毎日研修に来て、
かーちゃんの面倒を見てくれている。
学校の先生の指導の元、トイレも介助してくれる。
昨日、明日シャワー浴をしますと、言っていた。
歩行訓練もしてくれる。
学生さんがいる間は、もちろん話しかけてくれる。
かーちゃんは比較的昼夜逆転型になりやすいのだが、
昼間うたた寝する時間がない。
ありがたやーありがたやー。



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posted by 加祥(かしょう) at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 都立墨東病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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