退院した次の日昨日午後、
雨が上がって車椅子移動ができそうなので、
墨東から持たされた紹介状とCD-ROM持って、
西先生そのいくつかわからないけど5。
診察券出して、窓口で持参品を渡そうとしたら、
先生に直接渡してくれって言われた。
で、順番待って、名前呼ばれて、診察室で待とうとしたら、
いつものお姉さん看護師さんが、
「お嬢。何持ってる?」
私は西胃腸科外科クリニックで『お嬢』と呼ばれている。
「これ、先生に渡してくれって言われて。」と言いながらお姉さんに渡すと、
「これはいかん。隣の部屋のパソじゃないと見れない。もうちょっと待って。」
と言われて、再び待ち合いで待機。
再度、隣の部屋で名前を呼ばれる。
部屋に入ったらお姉さんが、
「もう。ビックリしたじゃないの。どうしてそんなことになっちゃったの。」とかーちゃんに話しかける。
紹介状の内容を読まれた模様。
かーちゃんはしどろもどろで答える。
「救急隊員7人来ました。」と私。
先生が来た。
「腕を骨折か頭を打ったかと思ったら、何だよ。ビックリしたよー。」とかーちゃんに話しかける。
墨東から渡されたCD-ROMの画像を見ながら、
「誤嚥性肺炎です。一体本当にどうしちゃったのー。」
「お肉食べたらこうなった。」とかーちゃん。
そうか。
正式な病名は窒息からの誤嚥性肺炎だったのか。
初めて聞いた。
だから墨東で2、3日が山って言われたのか。
「最後の1枚食べるか? って聞いたら食べるって言うんで、食べさせてたらこうなっちゃって。食べないって言ったら私が食べるつもりだったんですけど。」と私。
「食べれば良かったのにー。」と先生とお姉さん。
「すぐ119呼んで、やりとりしてたら、10分くらいで墨東に着いて。」
「本当だったら、間に合わなくて亡くなる場合の方が多いんですよ。すぐ呼んで、墨東まで近かったから助かった。」と先生。
「もう死んでもいいって思ったんだけど、それじゃ悪いと思った。」とかーちゃん。
それじゃ悪いと思ったのは遺言書いてない事だ。
かーちゃんは冗談にしたいらしいが、
死んでも良いのは冗談にもならない。
誰も笑わなかった。
「運が良かったんですよ。」と先生は言った。
紹介状読んでくれて、
かーちゃんの糖尿の薬は以前のままになった。
かーちゃんは墨東で、薬の飲み合わせが原因かも? で、
足にじんましんが出た。
かゆみ止め(大)を退院の時に持って帰ってきた。
「かゆいうちは今もらった薬をつけて、もしもまた出ちゃったら、もっと効くのがあるからそれつけて。」
もしもじんましん出ちゃった時用に、
西先生は塗り薬を出してくれた。
皮膚科も診てくれるから本当助かります。
家に帰ってきてご飯を食べて、かーちゃんに言った。
「あんた何人もの人が、あんたを助けようとして頑張ったのに、死んでも良かったなんてこの先言うんじゃないよ。」
それ以上言わなかった。
かーちゃんも何も言わなかった。
生き返った意味を考えているだろう。
かーちゃんのご希望通り、
来週明けにでも公証役場に電話して、
遺言作成の手続きを始めようと思ってる。
ご希望通りに、もしものエアコンの導入、
たんすの整理、ベランダ菜園の片づけなど、
やらないといけないことが増えそう。
あぁ、退院してきてからの方が忙しいーーー。
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