すると深夜1時。
隣のかーちゃん部屋から、起きなさーーーい、の大音響。
うさのすけがベッドに上がってきて起きろとバリバリする。
冗談じゃない。
かーちゃんは午後1時と勘違いしている。
全て無視して寝る。
朝8時、もう8時よーとかーちゃん部屋からの絶叫。
起きる。
サンドイッチ食べて薬を飲ませる。
かーちゃんの履くおむつ替えて、いざ出陣。
バス停に行く道でサポセンのI井さんと会う。
おはようございます、と言われて気がついた。
I井さん、休日出勤だ。
お互い、行ってらっしゃい。
今日の井関先生は空いていた。
こんなに空いてたの初めてかも。
待ち時間30分程で、順番が回ってくる。
「あなたどうしたの? 痛かったでしょう。」
かーちゃんの顔面の青あざを見て先生は言った。
「畳でこすった。病院に行ったのでもう大丈夫です。」
おぉ、偉い。
かーちゃんが先生に受け答えする。
私は我慢。
先生とかーちゃんがなるべく話すようにする。
口を出さないようにする。
今日はかーちゃん、先生とよく会話できた。
誤嚥してないか先生がかーちゃんに聞く。
「一口を小さくしてね。しっかり食べて今年も頑張りましょう。」
「今年もよろしくお願いします。」
本日終了。
下の薬局でもあまり待たなかった。
何と、いつもより1本早いバスで帰って来れた。
水天宮のお土産で、今日も今半のお弁当。
今日はかつ煮弁当にした。
「これをかーちゃんに食べさせたかったんだよ。柔らかくって噛み切れて美味しいの。」
噛み切れやすいように、お肉に包丁を入れてあげた。
ミキサー食を食べなくてよくなったかーちゃん、無言で食す。
ほとんど食べ終わった後、「美味しい。」
「ニュークイックのとんかつ食べられないね。」
「ホントだね。」
食後に甘くしたココアを飲ませた。
かーちゃんは夜中また起きてたみたいだ。
夜中1時に絶叫してたら寝てないだろう。
昼夜逆転だ。
ご飯食べて薬飲んで寝た。
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