2017年02月24日

小松クリニック8 帰ったらかーちゃんがお漏らししていた

本日小松クリニック。
どうですかと言われるので、いつも通りですのスタート。
かーちゃんの話をふってくるので、遂に貯めてた愚痴が炸裂。

「ここのところ毎日、施設に行ってくれの話をしています。」
「はくパンツが自分で上にあげられないんです。」
「毎日おもらしの後始末して洗濯しています。」
「(かーちゃんは)アリセプト飲んでますが認知症もひどくなく、頭はしっかりしています。競馬もやってます(先生笑う)。話してもしっかり受け答えします。それなのに施設に入れないといけないかもしれないので、毎日迷っています。」
一気に喋った。
「そんなに一気に喋って、そんなにテンション高くて大丈夫?」
ひるむ先生。
こんなにガンガン喋ったところを見るのは初めてかもしれない。
「薬増量しようか?」
「ジプレキサ減量してほしいのに(先生あははと笑う)、増量は結構です。介護ストレスが溜まってるだけです。」
では今のままでいきましょう、ということになった。
「愚痴聞いてあげたいけど、他の患者さんもいるから……。」と言うので、そそくさと退散。

帰ったら、ポータブルにお尻出して座っていた。
買い物した荷物の整理したてたら、ベッドに座っていた。
遅くなった昼を食べるので、
車椅子をかーちゃん部屋に持っていって座らせようとしたら、
ズボンのお尻がぬれていた。
「ちょっと一体どうゆうことぉ?」
ベッドを見たら、座っていたお尻の位置で濡れていた。
また失禁している。
羽根布団シーツも濡れていた。
あぁ、また洗うのかっ。
シーツはがしたら羽根布団まで被害が及んでいた。
羽根布団も洗うのかっ。
キルト綿の冬肌着も濡れていた。
ズボンとおむつは履き替えさせたから、
今度は上に着ている物も全取り換えした。

ご飯食べながらまた説教。
「あんたもうここでは生活できないんだよ。毎日同じこと言われてるのにどうしてできないの。施設に行けばあんたの下の面倒文句言わずにみてくれるよ。ここで生活しようと思ったら、言われたことやらないといけないんだよ。」
「言うのは優しい。」と言い返してくるので、
「何甘えたこと言ってんの。今まで運動してこなかったからこういうことになってるんでしょ。もっと1日起きてる間中運動しなよ。右足動くんだから朝昼晩で100回ずつ足の上げ下げできるじゃない。うちにいたかったら運動しなよ。自分で自分の体が支えきれないんでしょう。」
もっと文句垂れたかったが、このくらいにしておいた。
デザートにココアと梅ヶ枝餅どっちがいいかと聞いたら、梅ヶ枝餅がいいと言う。
本当に頭ははっきりしている。

冬の羽根布団糖尿の尿臭くて水洗いだけでは済まないので、
石鹸つけて洗った。
今はがしたシーツも洗ってる。
羽根布団乾くまで、
夏掛けやらタオルケットやらキルトやら毛布やらで何重にもかけた。
寒かろうが我慢してもらうしかない。

とにかくこの10日ほど毎日怒っている。
毎日毎日説教している。
思ってもみないお漏らしで毎日絶叫している。
介護ストレスが溜まってきている。
昨日もリハの先生相手にずっと喋った。

雛祭りはうちでやってあげて、
その後ショートに行ってもらうかもしれない。
今日も雛祭りはちらし寿司がいいか、
たけのこご飯がいいか聞いた。
ケーキ作ってお寿司食べて、なんていう夢を、
全部かーちゃんがお漏らしして壊している。

あなたがショートに行かなければいけないのは、
自業自得なのだ、かーちゃん。
でも10月まで行かせないかもしれない。
わからない。
いつショートに行ってもらうか毎日悩んでいる。
とにかく今年のうちには、ショートに行ってもらうことになる。
遅かれ早かれだ。

置き忘れていった携帯に、U井さんからメールが着ていた。
洗濯の最中読んだ。
心が和んだ。
どうもありがとう。



にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
posted by 加祥(かしょう) at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 小松クリニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック