昨日看護師さんに言われた、ベビーローションを持っていく。
徘徊する老人を止めるため、認知症フロアに行くには、
厳重なチェック体制。
エレベーターで上がるのだが、
認知症フロアにはエレベーターは止まらない。
受付で一声かけないと上がれないシステムになっている。
徘徊して外に出ないようにするためだ。
行ってフロアを見たら、かーちゃんがいた。
車椅子に座ってお相撲を見ていた。
お線香あげに行くいとこの所へのお土産を見せて、
お土産これでいいかどうか確認。
お土産は江戸川区名産、小松菜うどんにした。
老健行く前に、篠崎まで買いに行った。
伝統工芸カフェ・アルティザン
おじさんのところにも、と思ったのだが、
これ以上送ったり持って行ったりしたら、
おじさんの奥様に怒られそうなので、
小松菜うどんはいとこの所だけにしたのを報告。
泊めてもらえるおじさんの所には、
ビール麦茶アイスコーヒーを箱で頼んでいて、
もう着いたみたい。
かーちゃんの姉さんおばさんが、
特養を出て病院に入院していて、
いつこときれるかわからない状態になっていて、
行ってももう誰が何やらわからない状態になってる、
という聞いた話を話す。
おばさんの見舞いに行こうかとも思っていたのだが、
これはおじさんに状況を聞いて、多分行かない話になるだろう。
私が行ってからずっと、いや多分行く前からだろう。
かーちゃんの車椅子の後ろにいたお年寄りの多分認知症お爺さんが、
「お尻が痛いーーー。」
「もう死んじゃうーーー。」
「じぇじぇじぇーーー。」とずーーーっと叫んでいた。
テーブルのコップをガンガン叩く。
「あぁ始まった。」と介護士さんが、お爺さんをテーブルから引き離した。
「あのお爺さんずっともう死んじゃうとかじぇじぇじぇ、って言ってるんだよ。驚いた。」と、かーちゃんは言いながら笑っていた。
「じぇじぇじぇって、テレビで観たよね。」とも言って笑っていた。
それはあまちゃんのことだ。
「うん。テレビで観たね。」ってきり返したのだが、
かーちゃんよ、すまない。
老健入るにあたって、認知症フロアしか空きがなかったのだ。
認知症フロアから他のフロアに移してほしい旨は、
ケアマネにお願いしてある。
我慢してくれぃ。
「認知症じゃないまともな人もいるかもしれないから、あのお爺さんとは関わり合いにならないようにしなよ。」としか言えなかった。
テーブルから離されても、お爺さんは叫びっぱなしだったので、
いるの嫌になったので帰ってきた。
明日はカーディガンに名前付けて持っていく予定。

