今日は桃を差し入れた。
フロアには面会の家族が来ない爺ちゃん婆ちゃんや、
人の物を羨む爺ちゃん婆ちゃんがいるので、
1階に連れてった。
「ほら。桃。好きなだけ食べな。」
かーちゃん、何も言ってないのに、
タッパーの中に入れてきたフォークをすぐさま持って、
桃をほうばる。
「甘いっ。」
タッパーに保冷剤入れていった。
冷たいのを食べて欲しかった。
「冷たくて美味しいー。」
心は通じるものだ。
私は器に入りきらなかった最後の1切れを半分食べてきた。
残った半分は「うさーーーー。」呼んだ。
うさのすけすっ飛んできた。
昨日皮むいたぶどうをあげてみたのだが、プイッとされた。
食べなかった。
今日の桃はどうかな?
少し匂いをかいで、私の手から奪い取った。
もう夢中。
途中で、前足で顔をふきながら食べた。
顔についた桃の汁を前足でぬぐってなめる。
そんなことをするほど桃が美味しいらしい。
今日からうさのすけの、
大好物桃もらって嬉しい小躍りジャンプが始まりそう。
明日は4時頃来るけど、老健お支払いがあるので、
上に上がるのは遅くなるよ、と言って、
本日もテレビの前に設置してきた。
お相撲観てくれぃ。
帰り際、女性の介護士さんに、
「何か下でお食べになられましたか?」と聞かれた。
ええっ。見透かされておる。
どうしよう。嘘ついた方が良いかな。どうしよう。
2秒くらい迷って、
「桃食べさせました。」
「あー全然問題ないですぅー。」
嘘つけなかった。
物凄い小心者。
2017年07月17日
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