本日連れてった。
今日は入れ歯の当たって痛そうなところに、ガムのような、
ゴムのような物を入れ歯に張り付けてくれた。
これでまた様子を見る作戦だ。
新しく入れ歯を作ることに先生が慎重だ。
かーちゃんの今の状態だと、
型を取るのが難しい、と言われた。
口を開けてください、閉じてください、に反応が悪い。
型が取れないだろう、と先生が判断している。
矢口終わって、世俗に触れさせるため今日も中村屋へ。
中村屋出口のところで、1人の女性が出てきた。
「あらーーこんなところで久しぶりー。」
私とかーちゃんを見て声をかけてきた。
んんん、この声聞いたことある。
関西弁だ。
どっかで会った。
どこだっけな、病院だ。
城東だ。
いつだ? 去年か?
かーちゃんてば、いい加減。
「こんにちはー。」いつもよりにこやかに挨拶している。
わたしもいい加減。
「お久しぶりです。こんなところで会うなんて。」
「車椅子押してるってことはこの近所なん?」と聞かれたので、
「うちは小学校の裏です。」と返事しながら、
あああーーーっ、今年だよ、今年の城東病院。
看護婦姿の時はいつも髪をお団子にしているのに、
ロングで下ろしていたのでわからない。
いつも制服着ているのに、私服着てたらわからない。
夜番やってたベテラン看護婦さんだよ。
「じゃあ、寄っていきますので、また。お気をつけてー。」別れた。
うちに帰ってきてからかーちゃんが、
「あんたよく看護婦さんだってわかったね。」と言ってきたので、
「あんたあの人、誰だかわかってないでしょう?」と聞いたら、
わからない、と返事した。
ほらみろ、やっぱり誰だかわかってなくてお愛想してるよ。
「あんたさっきの看護婦さんに、ずいぶん車椅子に乗せてもらったよ。」
今年のかーちゃん圧迫骨折での城東入院。
痛くて痛くて食べられないので、
私は退院するまで毎日、1日1回か2回食事介助に通った。
ご飯食べる時間になると車椅子に乗せられるので、
さっき会った看護婦さんに、ずいぶんと乗せてもらった。
そんなことを思い出した。
今年もやるのかうちの重大ニュース発表。
もう11月だ。
今年もネタが多少ある。
昨日今日でこたつ布団を出して干した。
ダイニングテーブルがダイニングこたつに様変わりする前に、
居間のテーブル位置を変更して、
居間でかーちゃんがテレビが観れるようにするつもり。
学校始まる前にやらなければ。
そうだ今年のクリスマス用に、
ドライフルーツをラム酒に漬けこまねば。
昨日のご飯から硬いご飯だったのを軟らかいご飯にしたので、
また明太子頼むのもやらなければ。
かーちゃんが白いご飯だけ食べようとする。
しかも白いご飯だけだと食べ残そうとする。
なので今、明太子乗せたり梅干しちぎって乗せたりして、
食べてもらうようにしている。
トッピングしたらご飯を真っ先に食べるようになった。
それにご飯に明太子。
ないと私も寂しいの。

