2018年02月22日

内科4 誤嚥性肺炎

朝思いっきり寝た。
朝ご飯食べる時間もなく寝た。
起きて窓の外を見たらみぞれ。
今日の予定全部変更。
出かけようと思っていたが明日に延ばすことにした。

何か食べないとな。
1人でいると食べることどうでもよくなる。
オリンピック見ながらズルズルしてたら、城東から電話。
茶髪のお兄ちゃん先生だ。
「いろいろと検査結果が出てきていますが、痰や唾に雑菌が見られます。それも含め、病状の説明をしたいので、今日いらっしゃれませんか?」
4時頃伺います、と返事をした。

昨日は早期退院と言っていたのに風向きがおかしい。
ケアマネに電話した。
そしたら、Hさんも医者の話しに付き合ってくれると言う。
1人じゃ心細いところにありがたい。

かーちゃんと食べようと思っていたトマト、痛んできている。
食べられるところ切り取って、スパニッシュオムレツ。
卵5個使った。
5日はオムレツ食べなくちゃ。

4時に行ったらもうケアマネHさん病室にいた。
すいませんお待たせして。
ナースステーションに行って、
先生からお話しがあるので来ました、と伝える。
20分程待ってたら先生登場。
個室に連れて行かれた。

IMG_20180222_0001.jpg
入院からの一連の流れの紙を渡される。
「痰とつばを顕微鏡で見たのですが、雑菌ばい菌がたくさんありました。最初心不全かもしれないと思って検査をしてきましたが、どうも誤嚥性肺炎のように診断します。早期退院を目指していましたが、そうなると話しが違ってくるので、もう少々長い入院になります。」
今朝の明け方ゼーゼーと咳の発作が起こったと書いてあった。
「長いってどれくらいですか?」
「嚥下の先生にもチームに入ってもらって、食べるリハビリをしないといけません。2週間から1ヵ月。」
かーちゃんには今、茶髪お兄ちゃん先生と、
循環器の先生2人がついてくれている。
循環器の先生も今日のお話しに同席してくれている。
「退院されてご家庭での食事も改全した方がいいです。ゼリーから食べるなどの、配膳サービスを利用されるのを考えた方がいいです。自宅でゼリー食を作るのは難しいです。」
ああ、私が今までやって来たことは無駄になったのか。
打ちのめされた感があったのだが、
気取られないよう普通にした。

「それと酸素の数値や発作に波があって、万が一病状悪化ということも考えられます。パーキンソンのような神経症状をお持ちの方は、合併症を考えないといけなくなります。肺と心臓が隣り合わせです。」
「それはこの間(茶髪の)先生にお話しした通り、自然にお任せします。そういう話しは本人としてあります。」
茶髪の先生が私の目を見た。
私は先生の目を見た。

何かわからないことはありますか? と聞かれたが、
おいおいまた聞くかもしれませんので、
よろしくお願いします、と言って失礼した。

Hさんが帰り際病室に寄ってくれて、
かーちゃんに声をかけてくれて、
「じゃあ帰るね。またね。」と言ったら、
かーちゃんは手を振ってバイバイした。
「ああ、昨日からバイバイ覚えたんですよ。」思わず笑った。
昨日私の帰り際、じゃあね、と手をふったら、
かーちゃんはバイバイした。

イヤホン持って来てたので、テレビ観る? と聞いたら、
「観る。」即答。
イヤホン耳に当てたりしてたら、女性の先生登場。
「今日夜から担当する〇〇です。先生からお話しは聞きましたか?」
「先ほどお話し伺いました。」と言って、さっきもらった紙を渡す。
一読して、かーちゃんの胸の音などを聞いてくれた。
「よろしくお願いします。」
かーちゃん担当の先生が3人になった。
嚥下の先生入れたら4人か。
豪華なラインナップだ。

無事に退院してきても、ゼリー食なんだって。
もうかーちゃんの好物食べさせられない運命になってしまった。
今まで頑張ってご飯作ってきたけど、それも力及ばなかった。
物凄い脱力感があって、
それにイヤホン耳に入れたらテレビに釘付けになってるので、
早々に帰ってきた。

祝杯で買ったバドワイザー。
何だか脱力感で空しくなって今日も開けた。
それと買ってからずっと、
いや前の機種からずっとそうだった携帯のマナーモード、
さっき電話の音が鳴る通常モードにした。

万が一があるそうだ。
先生2人に自然にまかせますとお話ししてきたが、
帰り道の心中は複雑だった。
かーちゃんが世の中にいなくなることを考えなければいけなくなった。



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posted by 加祥(かしょう) at 20:51| Comment(0) | 東京城東病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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