2018年03月12日

内科17 今日も競馬新聞持って来いって言われた

行ってなくてもお支払いの請求書がやって来る。
今日城東デイケアのお支払いを済ませる。
いつもの顔見知りの事務のお姉さんに、
「(かーちゃんの)お加減いかがですか?」と聞かれる。
今かーちゃんが退院してきてからの食事問題に直面しているので、
話題がそっちにいってしまった。
ゼリー食なんだけど、何とかミキサーになって欲しい、と、
事務のお姉さんに訴えてしまった。

「〇〇代(かーちゃんの名前)ちゃん、来たよ。」
かーちゃんのベッドに行く時、
ここのところ名前を言うようにしている。
「お母さん、来たよ。」と言うと、
同室のお婆ちゃんたちが3人一斉に返事をする。
病気で寝てても娘がいるお婆ちゃんたちは、
『お母さん』と呼びかける声に反応する。
赤の他人が言っても反応するのだ。
なのでかーちゃんの名前を言うようにした。

面会がなかなか来ないお婆ちゃんたちは、
寂しい思いをするだろう。
自分の娘と勘違いして返事をして、
『面会に来たのは私の娘じゃなかった』と思うだろう。
なのでお母さんと言うのを止めた。

ベッド脇の簡易テーブルに入院費の請求書が置いてあった。
あーーーお支払いばかりだ。
黙って請求書カバンに入れた。

「あんた昨日競馬(テレビ)見た?」
「新聞がないと見たって役に立たない。あんた新聞持って来て。」
「あんた何しにここにいるのよ。競馬新聞見るのに入院してるんじゃないんだよ。」
昨日と同じセリフをまた言った。
部屋に居合わせた看護婦さんにまた笑われた。
「相撲は見たの?」
「見なかった。」

今日はチャンネル相撲にして早々帰ってきた。
早く帰ってテレビ見たかった。
パラリンピックで、
成田緑夢がメダルを取ったのかどうかが気になっていた。
帰ってきてテレビをつけた。
銅メダルおめでとう。
何だか嬉しい。

スノボ成田緑夢が銅 平昌パラ 元五輪代表・童夢の弟



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posted by 加祥(かしょう) at 18:17| Comment(0) | 東京城東病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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