毎日面倒くさい病にかかっているわけではない。
昨日好きなことやっていいのよ、に、2時間時間が作れたので、
ミシンを出した。
新しいミシン。
ジューキのミシンである。
型番HZL-MM77E。
2018年製品。
今年製品というのが決め手で買った。
一番欲しかった機能。
自動下糸調子。
枕カバーだよー。
完成サイズ/横33センチ×縦53センチ。縫い代除く。
かーちゃんのブラウス、多分20年くらいお気に入りで着てて、
さすがの年代物で、もう縫い代がほつれちゃってて、
身ごろにまでほつれが出ていて、
「もうこれは直せない。捨てる。」と言ったら、
物凄く嫌な顔をしたので、じゃあ枕カバーにする、と返した。
左っ側の植物の生地は、かーちゃんのブラウス。
右っ側は、着るとお腹出ちゃって、
パツンパツンになってしまう私のアロハ。
もう何年か着てない。
2つを合体させた。
何故合体なのかというと、
かーちゃんのブラウス隠しボタン式、
私のシャツはスナップボタン式。
どちらも押して止める式のボタンだ。
同じ形式のボタン同士で1枚布を作りたかった。
それでボタン部分をそのまま使えば、枕カバーの裏側に使える。
ジッパーつけなきゃ、とか、
そんなヒチ面倒くさいことに悩まなくて良い。
2枚のボタン部分を上手く合体させる。
裏で縫い代がほつれてくるのが嫌だったので、
表面で三巻縫いした。
強度も出る。
ボタン閉じたところ。
シャツのボタン部分を使って、
いろいろリメイクされてる方けっこういる。
私はオレンジページのお裁縫記事で、
Yシャツを使ったクッションカバー、枕カバーを知った。
いつかやってみよう、と覚えていた。
今回は2枚のシャツを使っての応用編だ。
見えてないけどジグザグ縫いで縫い代もかがった。
物を作る作業ってやっぱし良い。
枕カバー1枚作るだけでストレスが抜けていく。
面倒くさい病が物凄く治まっていく。
そうだよ。この達成感が欲しかったんだよ。
枕本体を3つ作ったので、カバーもあと少なくても2つ作る予定。
かーちゃんが生きているうちからの、遺品整理な気分になった。
多分あと何年もこの枕カバー使うんだよ。
かーちゃんがそのうち死んだら、枕見る度に、
これはかーちゃんのブラウスだったな、と、
かーちゃんのことをきっと思い出すんだよ。
出来上がった枕カバーをかーちゃんに見せた。
「いいでしょう? ほら、裏に返すとちゃんとボタンで留められるんだよ。ジッパー要らずだよ。」
「いいね!」顔がほころんだ。
今さっきかーちゃんと話した。
枕カバーにリメイクされた植物柄のブラウスは、
かーちゃん自分で作ったそうだ。
20何年着ていたそうだ。
かーちゃんがWinsに行く時に、肌シャツの上に、
ひょいっと羽織って出かけるのを何度も見ていた。
お気に入りのシャツだった。
もう直せない、捨てる、と言って悪かった。
捨てると言った時、物凄く嫌な顔したのがわかった。
自分で作ったブラウスだもん。
愛着あるよね。
私は、ミシンできなくて。手縫い派
ミシン、家にあったんだけど、
使いこなせなくて、だいぶ前に友人に
あげてしまった。^^;;
活用できてる人、尊敬します!
結局、基本直線とジグザグだけあるといいかな、それと自動下糸調整! という結論になって、
このミシンを買いました。
ミシンは慣れかな。
メーカーで個性が違うので、慣れれば扱いやすくなるよ。
すっごくうれちーーー。