おしっこ採取用のおむつをレジ袋に入れて持参。
受付の事務のお姉さんに渡そうとすると、
「係が違う。」と言われ、
かーちゃんの車椅子を今日は奥に入れてもらって待ってると、
「カップ渡された?」
午前中だけいる太ったお姉さん看護婦さんに言われ、
「いえ。おむつ持ってくるように言われて持ってきました。」
「えーー。最近のおむつゼリー状になるやつだから採れるかなー?」
えーーー。
予約入れたときと話し違うじゃん。
おむつ持ってくればこっちで採れるだけ採る、って言ってたじゃん。
結果「やってみるわ。」と言われておむつ渡す。
かーちゃんの一晩中のおしっこが染み込んでいるおむつ。
さっきの看護婦さんに、
「おしっこいっぱいあって採れた。」と言われた。
尿検査してもらって、きれいなおしっこです、と先生に言われる。
血圧も問題なく、酸素の数値も問題なしだった。
「血をね、他の数値も見たいから、保険適用になるけどちょっと多めに取らせて。」と先生。
「はい。構わないです。」
かーちゃん、ちょっと軽くゼイゼイした咳をする。
「その咳はちょっと気になるなぁ。」
「私もです。」
「痰を出したいんだと思うので、こまめに痰を取るようにね。」
誤嚥性肺炎になりかかってると言われるかと思ったが、
まだ誤嚥にはなりきってないとの診断。
今日もかーちゃんの血が出ない。
太ったお姉さん看護婦さんに4回差し直される。
「痛かったね。ごめんね。ああ、青あざになっちゃったね。」
腕からあんまり取れないんで、
普段取らない手の甲から血を採った。
みるみる青く変色していく。
「デイの連絡帳に必ず書かれるんですよね。あざがあるって。」と私。
「採血したって、見れば判るのにねぇ。」と先生。
「虐待してるって思われてるんですよ。」と私。
笑う先生と太ったお姉さん看護婦さん。
「きつくは言うけど虐待はしていない。」ときっぱり私。
とりあえずおしっこは綺麗で、肺のレントゲンも問題なし。
採血結果がどうなるかのお楽しみになった。

