小松クリニック38。
最近夕方しか行けなくなっているのだが、
行ったら、また新患さんがいるそうで、
「ちょっと出てきます。」と言って買い物を先に済ませる。
戻ってきたら2番目ということなので、
お薬だけはやめて、診察してもらう。
いつも通りの会話をしたが、
さりげなく、ここでも、案内状をお渡しする。
「こういうことをやっていきます。」と、お話しする。
開運アドバイザー、鑑定士がどういったものか、
先生は理解してないだろう。
それで案内状をお渡しした。
小松に通っている、生活保護の友達のことを話した。
「先生、助けてあげてよ。自分のヘルパー止めるか、お母さんのヘルパー止めるかしないと、潰れちゃうよ。」
そう話した。
お母さんの介護を一番に考えて仕事をしてケアプランを立てている、
ケアマネや保健士に、
介護のスケジュールをたくさん入れられて、
もう彼女の好きに使える時間がなくなってきている。
学校終わって塾や習い事を毎日している小学生並みのスケジュールでパンパンだ。
毎日それをこなすのだけで精一杯だろう。
朝起きてご飯を済ませて誰か来る。
昼終わって誰か来る。
誰か来る時間は、家にいないといけない。
どこにもいけない何もできない。
お母さんがデイで出かけている間は、
やっと外に出られて、買い物しないといけない。
きざみ食の弁当が届くので、
その時間は家にいないといけない。
自由になれる時間は、寝る前の何時間かだけだ。
うちはもう、そういう介護体制は卒業したので、
彼女の苦労がわかる。
かーちゃんのおしっこうんこ問題も、
テープ式おむつになって、
夜中に起されるのもなくなった。
彼女の介護が始まった当初、
「ヘルパー入れないと彼女が潰れちゃう。」と小松先生は言ったが、
ほれ見たことか。
スケジュールをこなすのでヘトヘトになっている彼女がいる。
毎日午前午後介護に縛られている。
働いてないから、いや、介護してると働けないが、
働いてないからお母さんのことを1番に考えてケアプラン通りにしてください、という、
介護関係者、保健士にしばられている。
かわいそうに。
お母さんが車椅子からベッドへ、
ベッドから車椅子へと、
移動できる技でも伝授した方がいいかな。
ヘルパーが来ない毎日になった方が、
毎日自分の裁量で介護できるようになるから、
少しは気が楽になれるのになぁ、と思っている。
生活保護で介護しているのは大変だ。
国からお金が出て、誰も懐痛まないから、
ケアマネも保健士も、
何でもスケジュールを組んでくる。
「お母さんのため。あなたのため。」
介護している方はたまったもんじゃない。
自分の時間がない。
おためごかしだ。
うちは生活保護ではないが、そうなりたくない。
要介護4だけど、もうちょっと自由に介護している。
勉強したり内職仕事したり、
おやつを食べながらゲゲゲの女房を見たりできている。
要介護3から要介護5になって、
だけど平和な介護になるまで4年5年かかった。
長かったが、まだ先がある。
介護終わるまで、長い。
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