宍戸先生に行ってきた。
「うーちゃん、どうしたのー?」
「先生、お土産です。」
ひがし東京さんで渡された一式を先生に渡す。
「もうレントゲンも診てるしメールも貰ったから、見なくても大丈夫だよ。」
「とにかく体温はかろう。」
ひがし東京さんでは36.1度だった。
「熱が高い場合は薬があるけど、熱が低い方が問題があるから。酷い場合は死んじゃうから。」
37.2度。
体をさわっても温い。
少し回復している感じ。
先生、腰の辺りの皮膚を上につまむ。
「注射打とうかと思ってたんだけど、そこまで酷くないみたい。ほら。腰の辺りの皮膚が戻るでしょう。」
脱水してると、腰の辺りの皮膚を引っ張ると、
元に戻らないそうだ。
先生に渡した一式の中に、もらった薬がある。
「これ、夜の分の薬、今飲ませるから。」
先生が薬を飲ませてくれた。
「生まれて初めてパイナップルを食べたんです。薄いのをちょこっと食べさせたら、もうちょっと食べたそうだったんで、あげました。そしたら食べなくなっちゃって。」
「そんな変わったことしちゃだめだよー。もうパイナップルはあげない方がいいな。」
重々承知の助。
「先生、身体が冷たくなっちゃうのはどうしてですか?」
うさのすけの体が冷たくて、
このままでは死ぬんじゃないかと思って、
慌ててひがし東京さんに駆け込んだのだ。
「僕はそんなにうさぎに詳しくないけど、交感神経と副交感神経が、どうかしちゃったんだろうね。」
これは一昨日ひがし東京さんでもらった薬。
飲み薬をもらった。
バイトリル
プリンペラン
ペリアクチン
一昨日帰ってきて放したら、椅子の上に上がった。
だけどすぐ調子悪くて、押し入れにこもりに行った。
昨日宍戸先生から帰ってきて、小松菜をあげた。
食べるのは食べたいらしくて、すぐかぶりついてきた。
水分を取らせる方がいい、と、
ひがし東京の上野先生は言っていたので、
りんごジュースも寝る前に出した。
朝、リンゴジュースのお皿は空っぽになっていた。
お代わり出してあげたら、
ちょこちょこ飲みに来ている。
早く回復しますように。


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