2020年09月18日

西先生51 かーちゃんのことを報告する

いつも夕方の時間からしか行ってないので、
午前中の診療時間はどうなっているのかわからなかったので、
昨日電話をかけて、今日の診療時間を聞いた。
今日9時半ごろのバスに乗って、西先生へ行く。

受付で診察券を出す。
「お母様のは?」すぐ受付のお姉さんに言われた。
「私1人のでいいんだ。」そう答えると、
「いつもお母さまの分、一緒じゃない。」
「かーちゃんは老健に入った。」
そう聞いて、受付のお姉さん2人とも、変な顔をした。
もう、そう言うのがギリギリだった。
泣きそうになった。
「薬だけ? 診察?」と追い打ちをかけられたので、
「診察。先生に話がある。」と答えた。

今日はお父さん先生なので、混んでいる。
1時間半ほど待った。
名前を呼ばれて診察室に入って待っていると、
いつもの採血看護婦姉さんと目が合ったので、
手を振った。
「さっき聞こえちゃったよ。老健に入ったって。」と言うので、
「そうなんだ。」としか答えられなかった。
採血看護婦姉さんと、かーちゃんと、私で、
いつも競馬のバカ話をしていた。
ゲラゲラ笑っていた。
泣きそうになったのを我慢した。

先生登場する。
かーちゃんのことを報告しなければならない。
こらえきれず涙声。
9月5日の土曜日に、かーちゃんを落っことして、
週開けたの月曜に骨折が判明して、
次の日火曜に老健に申し込みをして、と、
経過を延々と報告して、
老健に緊急に対処してもらって、
今週火曜に入所した話をする。
先生、ジッと話を聞いてくれる。
私ずっと涙声。
「すぐ入れて良かったじゃないか。」と先生は言った。
「今までの関係があったから、すぐ入れたんだよ。」

老健から、看取りの話や、
死んだ時の話を聞いたことを報告する。
自分では支えきれなくなった、
かーちゃんの首が後ろに倒れたままになって、
もう私ではどうにもならなかったことを報告する。
足も曲がったまま真っ直ぐに伸びなくなって、
腰も上げることができなくなって、
もう私の見様見真似の介護では、
どうにもならなくなったのを報告する。
その上、骨折した。
「先生、パーキンソン病でレビー小体病の要介護5を、私が介護するのはもう無理なんです。」
私が誰だか返事できない時も多くなってきた。
そんな矢先だった。
「もう、介護のプロにお任せした方がいいんです。」
話しながら、ずっと泣声。
先生は、黙って聞いてくれた。

「私ですか? 私はお腹もすくし、ご飯も食べてます。眠れてます。」
寝られなかったらマズイ、と思って、
かーちゃんが骨折してからこっち、
テアニンを寝る前に飲んでいるのだが、
それは言わなかった。
「次かその次に来た時に採血します。」
「はい。わかりました。」と言ったら、
先生が「(これからは)自分の事をやらないとね。自分の事だよ。」そう強く言った。

シバタに薬の処方箋を出して、L☆Hに行く。
珍しく店内に待ってるお客さんがいなくて、
すぐやってもらえた。
シバタに薬を取りに行って、お昼回っていたので、
王将でラーメン餃子をした。
島忠まで足を伸ばして、
島忠にしか売ってないB5のルーズリーフを買う。
バスに乗って戻ってきて、セブンの用事も済ませた。

長旅だった。



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posted by 加祥(かしょう) at 16:42| Comment(0) | 西外科胃腸科クリニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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