午前中の診療時間はどうなっているのかわからなかったので、
昨日電話をかけて、今日の診療時間を聞いた。
今日9時半ごろのバスに乗って、西先生へ行く。
受付で診察券を出す。
「お母様のは?」すぐ受付のお姉さんに言われた。
「私1人のでいいんだ。」そう答えると、
「いつもお母さまの分、一緒じゃない。」
「かーちゃんは老健に入った。」
そう聞いて、受付のお姉さん2人とも、変な顔をした。
もう、そう言うのがギリギリだった。
泣きそうになった。
「薬だけ? 診察?」と追い打ちをかけられたので、
「診察。先生に話がある。」と答えた。
今日はお父さん先生なので、混んでいる。
1時間半ほど待った。
名前を呼ばれて診察室に入って待っていると、
いつもの採血看護婦姉さんと目が合ったので、
手を振った。
「さっき聞こえちゃったよ。老健に入ったって。」と言うので、
「そうなんだ。」としか答えられなかった。
採血看護婦姉さんと、かーちゃんと、私で、
いつも競馬のバカ話をしていた。
ゲラゲラ笑っていた。
泣きそうになったのを我慢した。
先生登場する。
かーちゃんのことを報告しなければならない。
こらえきれず涙声。
9月5日の土曜日に、かーちゃんを落っことして、
週開けたの月曜に骨折が判明して、
次の日火曜に老健に申し込みをして、と、
経過を延々と報告して、
老健に緊急に対処してもらって、
今週火曜に入所した話をする。
先生、ジッと話を聞いてくれる。
私ずっと涙声。
「すぐ入れて良かったじゃないか。」と先生は言った。
「今までの関係があったから、すぐ入れたんだよ。」
老健から、看取りの話や、
死んだ時の話を聞いたことを報告する。
自分では支えきれなくなった、
かーちゃんの首が後ろに倒れたままになって、
もう私ではどうにもならなかったことを報告する。
足も曲がったまま真っ直ぐに伸びなくなって、
腰も上げることができなくなって、
もう私の見様見真似の介護では、
どうにもならなくなったのを報告する。
その上、骨折した。
「先生、パーキンソン病でレビー小体病の要介護5を、私が介護するのはもう無理なんです。」
私が誰だか返事できない時も多くなってきた。
そんな矢先だった。
「もう、介護のプロにお任せした方がいいんです。」
話しながら、ずっと泣声。
先生は、黙って聞いてくれた。
「私ですか? 私はお腹もすくし、ご飯も食べてます。眠れてます。」
寝られなかったらマズイ、と思って、
かーちゃんが骨折してからこっち、
テアニンを寝る前に飲んでいるのだが、
それは言わなかった。
「次かその次に来た時に採血します。」
「はい。わかりました。」と言ったら、
先生が「(これからは)自分の事をやらないとね。自分の事だよ。」そう強く言った。
シバタに薬の処方箋を出して、L☆Hに行く。
珍しく店内に待ってるお客さんがいなくて、
すぐやってもらえた。
シバタに薬を取りに行って、お昼回っていたので、
王将でラーメン餃子をした。
島忠まで足を伸ばして、
島忠にしか売ってないB5のルーズリーフを買う。
バスに乗って戻ってきて、セブンの用事も済ませた。
長旅だった。


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