昨日午前0時前、老健から電話がかかってきた。
「酸素飽和濃度が下がってきてて、この後ご連絡するやもしれません。」
用件はわかった。
電話口の担当の方、ちょっと慌ててたけど、冷静だった。
明日午前中仕事あるし、
だけど寝れなくなっちゃったし、
1時半過ぎにまた寝る。
電話はかかってこなかった。
面会6日目。
「何か食べましたか?」と、出迎えたくれた介護士さんに聞いた。
「お茶を10口くらい飲まれたんですが、最後の方は飲みこめなくて、口の中を出しました。」
手がかかるだろう。
スタッフさんたちには、本当に感謝しかない。
部屋に入ってかーちゃんの様子を見たら、
目が開いていた。
「あたしだよ。来たよ。わかる?」
私を見るんだが反応は薄い。
「もう頑張らなくていいよ。うさぎとうさのすけが来てるよ。あたし1人になっても何とかなるよ。もうあたしの心配しなくていいよ。」等々、話しかけてきた。
仕事は今日の午後からお休みさせてもらったので、
その時に向けて、万全の体勢である。
今日、仕事終わってうちに帰ってきて、
玄関開ける時に、いつもなら「うさこちゃん、ただいまー。」と言うのだが、
何だか知れないけど今日に限って「うーちゃん、ただいまー。」と言った。
「うーちゃん」は、
うさぎとうさのすけを呼んでいた時の呼び方だ。
あんたたち、来てるのか、と思った。
だからかーちゃんに、
うさぎとうさのすけが来てる、と言った。
かーちゃんのベッド脇で見守っている時に、
心の中の神様に、
「かーちゃんが苦しまないで逝けるようにしてください。」と思った。
何度も思った。
かーちゃん、もう頑張らないでいいんだよ。
心配することはなにもないよ。
1人で何とかなるよ。
そう言ってきた。
2022年04月12日
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