日曜は混むし、
仕事の前の日どこにも出かけたくないので、
前倒しで金曜日に行くよう4月頭に慌てて予約して、
深川不動堂へ行った。
何故慌てたのかというと、
かーちゃんの命日の日にちをすっかり忘れていた。
4月のスケジュールを立てていて気がついた。
4月っていうのは覚えてたんだよ。
かーちゃんの四回忌になる。
お経をあげてもらう。
若いお坊様だった。
お話しもいただいた。
「ご供養する心を持って生活されてください。」
「はい。また来年も来ます。今日はありがとうございました。」
深川さんは永代供養をやってくれるんだけど、
お経をあげてくれる部屋に並んでいるお位牌を見たら、
何々家先祖代々のお位牌に交じって、
故人1人だけ名義のお位牌もあった。
お金貯まったら、
かーちゃんだけ名義のお位牌作ってもいいかな。
あたしが歩けなくなったら、
誰もかーちゃんの供養をしてくれる人がいない。
だがしかし永代供養のお位牌作るのは高い。
地獄の沙汰も金次第である。
だけどお位牌作ったら、365日毎日お経を読んでもらえる。
天国にいるかーちゃんが、毎日ウハウハできる。
そんな事を思って帰ってきた。
深川さんは願い事ができる護摩木を販売してて、
護摩木を購入すると、本堂でお焚き上げをしてくれる。
『御礼』という護摩木を見つけた。
一番安いのだけど、1本買って名前を書いた。
試験に受かったお礼を不動明王さまにしたかった。
正月に来た時に、試験に向けて頑張ります、と、
手を合わせていた。
試験受かるために神頼みもしていた。
おせんべいの其角が定休日でシャッター閉まっていた。
伊勢屋には寄った。
お団子と塩大福。いつも通り。

