あんまり待たないで奥のフロアに通された。
一番若い看護婦姉ちゃん。
「これで血圧を測ります。」
腕で機械で測る血圧計が導入されていた。
「新兵器だな(笑)。」
上110の下50いくつか。
上が110ならよろしい。
奥の部屋に通された。
採血姉さんがいた。
「あのね。先生の前に報告しちゃうけど、介護福祉士合格した。」
「国家資格の?」
「そうそう。」
「やったじゃーん。凄い凄い!」
話しながら仕事しながらだったので、診察室の方に消えて、
そこで誰かと話している。
声だけ聞こえてきた。「受かったんだって。」
そうしたら、診察室から、
大姉さん看護婦さんがまっしぐらに来て、私をハグした。
「おめでとう! 頑張ったねー!」
「頑張ったよー。」ハグされて嬉しかった。
先生登場。
「先生、介護福祉士に合格しました。皆様のおかげです!」
「おおっ! おめでとう! おめでとう!」
「かーちゃんの介護をしていたおかげです。パーキンソンの問題が出て、それには答えられました。」
「馴染みがあるもんな。」
かーちゃんはパーキンソン病だった。
かーちゃんの介護をしながら、パーキンソン病のことを、
試験勉強するずっと前から、必要に迫られて勉強していた。
「今、手続きはどうなってる?」と聞いてきたので、
「登録しないといけないそうなので、書類とかを送ってます。」
「皆同じだな。」
多分直近で、先生の周りにいる国家資格を合格した人は、
多分先生の息子さんなので、
それと同じなのを言ったのだろう。
「体調はいつもどおりです。」
今日の西外科は体調は二の次。
報告が第一。終了。
メディトピアで薬をもらって次に行く。
