「お祝いでお寿司食べに行こう。」発起人姉さん。
「じゃあ割り勘で。」と言ったら、
「きちんとお祝いしないと駄目だよ。お金の心配しなくていいよ。」
ご馳走になるつもりで出かけた。
お茶で乾杯する。
皆好きな握りを注文した。食べた。
そうしたら、お店のお姉さんがテーブルに寄って来た。
「聞こえたんですけど、何かお祝いでご利用になってますか?」と言うので、
「介護福祉士という試験に合格したので、お祝いしてもらうので来ました。」
「それはおめでとうございます。お祝い事でのご利用ですので、お店からデザートをプレゼントできます。」
皆でプリンを頼もうとしていた。
祝い事の該当者に、
お店からデザートがプレゼントされるそうだ。
該当者以外からはお金をいただくが、あたしはタダ。
「わーありがとうございます。」
快くプリンのプレゼントをいただいた。
銚子丸のプリン、硬くて美味しかった。
「あたしはご馳走になるから、支払いはよろしくね。」
会計の合計が出てきて、店員さんが伝票を持ってきた。
「支払いは僕が。」
「駄目だよ。あたしも払うよ。」と姉さんは言い放ったが、
「僕が出します。」僕が出してくれた。
ご馳走さまー。
「あたしも払うつもりだったのに。」と姉さんがいつまでも言うので、
「いいんだよ。ご馳走になろう。」
美味しくて楽しかった。
寿司食べに行きたくなったら、いつでも言ってね。
いつでも付き合うからね。
仕事辛い時は、この会を思い出すからね。
そうしたら、辞めたくならない。
頑張れる。
あたしは人からの応援で生きている。
その事を忘れないでいられる。
これは皆で2回目のデザートの写真。
プリンの次はコーヒーゼリーを頼んだ。

