2016年07月01日

都立墨東病院一般病棟3

鬼平観てたら、
どこかに行かなきゃいけなかったことに気がつく。
そうだ、歯医者だ。
かーちゃんのところに行くのが遅くなるが、矢口へ。
「抜いた跡も綺麗になってますし、大丈夫ですね。歯のクリーニングをして終わりにしましょう。」とのこと。
20分くらいで終わった。
今日は小松川3丁目から乗って墨東へ。
都合よくバスが来る。
目的の時間には30分位遅くなったが、許容時間内に着く。

行ったら、
かーちゃんの左手にはまたもやピンクのミトンがはまっていた。
左手の中指にあった計器は、足に着いていた。
早く鼻の管が取れればいいのになぁ。
そしたらミトン生活が終わるのになぁ。
しきりに気にしている。
うっとおしいのだろう。
「鼻の管が取れないと、そのミトンも取れないよ。今は墨東のまな板の上の鯉になってるから、我慢するしかないよ。」
そんなことしか言えない。

午前中銀行に行ったり八百屋に行ったりした話をした。
毎日昼に豆腐の上に、納豆おろし山芋トマトわかめに、
お酢とオリーブオイル塩醤油で味付けした物をかけて食べてるんだけど、
退院したら食べさせる、と話す。
今まで毎日昼は上記の物をそうめんにかけて食べていたのだが、
そうめんを豆腐にするので、血糖値が少し下がらないかな。

うさのすけが頭振り振りで桃を食べているのを話す。
かーちゃんのベッドで、
おしっこうんこ好き放題してるのを話す。

「夕ご飯ですよ。」と、
熱と血糖値と血圧を測りに来た看護師さんが、
容器に入ったドロッとした流動食みたいなものをつり下げた。
鼻のチューブが胃まで届いているそうだ。
色がちょっと茶褐色なので、
「プロテインみたいですね。」と言うと、
味はカロリーメイトみたいですよ、と教えてくれた。

この食べない夕ご飯を食べながら、かーちゃんは喋っていた。
「あんた食べながらよく喋れるね。」と笑った。

自分の名前の入ったあゆみの靴を褒めてもらったそうで、
嬉しそうにその話をした。
本当は柔らかい入院シューズみたいなのを履かせたいのだが、
かーちゃんは酷い外反母趾なのだ。
あゆみの病院用の靴は、合うサイズがない。
やっとあゆみで外反母趾に合う靴を見つけて、それを買ったのだ。
ごついけど、我慢してそれ履いてもらう。



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都立墨東病院一般病棟2

昨日夕方行ったら、左手のミトンが外れていた。
おぉ。よくなったのか、と思ったが、
よく見ると中指に計器をはめている。

昨日は大きな声でよく喋った。
声が、行くと毎日良くなっている。

夕方5時を過ぎて、今日の担当の看護師さんが来る。
血圧と熱と血糖値を計りに看護師さんも来る。
血糖値216。
入院すると高いなぁ。

餃子食べたくなったので、JRA裏の亀戸餃子へ行く。
何年振りだろう。
かーちゃんの介護をし出してから何年か経つけど、
夕ご飯は家で食べるようにしてたから、本当に何年振り。
ラーメン餃子を食べた。
やっぱり餃子は夜じゃないと食べられないからね。
このタイミングを外すと、
次はいつ餃子食べられるかわからなかったから、
行って良かった。

帰ってきて、ちょっと経ってから、桃。
うさのすけ、頭を振り振り大喜び。
桃大好き。



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2016年06月30日

都立墨東病院一般病棟1

昨日、昼に時間が取れなかったので、
ERの夜の部の面会に行く。
行ったら、
かーちゃんが寝ている場所に知らない男の人がいる。
えらい驚いて、看護師さんに聞く。
「すいません。ここにいた者の家族なんですが。」と言ったら、
「あぁ。今日の午後一般病棟にお移りになられましたよ。」
焦って一般病棟に行こうとしてエレベーター前に出たら、
ERの警備員さんがやってきた。
私の顔を見て、
「一般病棟に移られたそうですよ。場所のご案内します。」
この警備員さん、
わざわざ私を迎えにエレベーターに乗ってきてくれた。

一般病棟に初めて行くので勝手がわからない。
とりあえず7階のナースステーションまで行く。
ERからここに移ってきた者の家族ですが、と、お話する。
部屋を教えてくれて、かーちゃんに声掛けしてたら、
別の看護師さんがやってきて、必要なものをいきなり言われた。
紙おむつがないというので、すぐ1階の売店へ買いに行く。

戻ってきてかーちゃんを見ると、
鼻からはやり管を入れられていた。
何かドロッとした物を投与されている。
手には自由が利かないようにピンクのミトンをはめられていた。
早く鼻の管が取れるといいのに。
しきりに手のミトンを気にしていた。
でも手を縛る拘束はなくなったので、症状的に更に前進。

今日はいろいろ持っていかねばならぬ。
シャンプーボディソープ。
この間入院した時に買ったミノンがあるのだが、
かーちゃんはなごやかさんでお風呂に入るので使わない。
仕方ないので私が消費している。
あとどのくらい残っているかな。
あとでぱぱすに行って、赤ちゃん用の全身洗いを買う予定。
ポンプの管のところに、
間違いプッシュをできないような、栓がついている。
機能的に良さそうだ。
キリンさんの体洗いも持っていこう。
歯ブラシにコップ。
それに靴。
かーちゃんが倒れる前に届いた、
なごやかさんに1回こっきり履いただけの、
あゆみの靴を持っていこう。
刺繍で名前入りだ。
まるでこの時のためにあつらえたみたいだ。

かーちゃんは一般病棟に移ってきて、良かったと話していた。
ピコピコ1日中、
どこかの患者さんで緊急に鳴っているモニターの音がない。
こちらは静かでほの暗い。
なんてったって個室だ。
反対側のベッドに設置してある、
嫌でも目に入ってくるモニターの光もない。
「落ち着く。眠れる。」と言っていた。

墨東の一般病棟は面会時間が長い。
ERの、1日3回の面会時間に合せていたが、
普段の生活リズムに戻せそう。
「鬼平観てからくるから、4時くらいに来るよ。」

帰ってドアを開けたら、日刊のおねーさんが来た形跡有り。
新聞袋とゴミ袋が入っていた。
こんな時に借金取りだ。
カレンダーを見た。
29日。
今日来てもらうように時間指定の電話を入れる。



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2016年06月28日

都立墨東病院ER6

かーちゃんが入院して6日目。
今日も昼の部へ面会。
行ったら、先生が待ち構えていた。
「お薬を持って来てもらえましたか?」すぐ言われた。
すぐ薬を出した。
それと、昨日電話で伝えた、
かーちゃんの病歴病状と投薬みたいなものをまとめた紙を渡した。
すぐ読んでくれた。
「作ったんですか?」と聞かれたので、
「コピペで作りました。」
ブログに書いていたのを要所だけ端折ってテキストでまとめただけだ。
プリンター時間入れて10分位で作った。

先生は一読されて返してくれたが、
ブログにかーちゃんのことを書いてまとめていてよかった。
誰でもわかる記録になった。

「糖尿の薬はうちにあるけど、ドーパミンだけが取り揃えられない。」と先生は言った。
結果、西先生のところの糖尿の薬は持ち帰りすることになって、
ドーパミンが入った井関先生のところの薬を渡してきた。

「来たよ。」と言ったらすぐ喋りだした。
「ご飯を食べていたら記憶がなくなったので、どうやってここに来たのか聞いたら、お肉を食べたのが詰まってここに来たんですよと教えてもらった。」
開口一番。
物の核心をついたことを喋りおる。
体内時間と経過時間が物凄く狂ってるみたいで、
もう1カ月くらい経ったみたいな物の言い方をしていた。
まだ6日ですよ、かーちゃん。

そのあと、自分が見た夢見心地なことを延々と喋るので、
今日は聞き役でうんざり。

かーちゃんはまだ鼻にチューブが入っている。
勝手に取らないように、手を拘束されている。
「これが重たい。取りたい取りたい。」
両手首に水色の何かが巻いてあって、
その上から動かせないようにテープが巻いてある。
本能で、どうしても取りたいんだろう。
手首辺りがうっ血している。
「私に取りたいって言っても駄目だよ。看護師さんに言って。鼻のチューブが取れたら、すぐ取ってもらえるよ。もうじきだよ。」

私が渡したテキスト文書を読みながら先生も言っていた。
「そうなんだよ。便秘なんだよ。」
今日、便をかき出してもらったそうで、
ようやっとお通じが出たらしい。
出て良かった。

家に帰ってきて鬼平観ながら豆腐食べ終わったら電話が鳴った。
よもやっ?!
ケアマネからでした。
日に日に良くなってるのを目の当たりにしているのに、
電話が鳴ると心臓に悪い。
「私の方から繋ぎで墨東のソーシャルワーカーさんに電話かけても良いでしょうか?」
「是非そうしてください。よろしくお願いします。」
「なごやかさん(デイサービス)とハーティーケア(介護用品レンタル)さんには、ストップの電話を入れておきました。」
ありがとうございます。
いつも隅から隅まで気を使った仕事をしてもらっています。
ケアマネさんとは今度の7月で丸2年ですもんね。

明日はサポセンで定期面談があるので、昼に行けません。
かーちゃんには、夜の部の面会に行くよと言い残してきた。

昨日の夜、米を炊いた。
久しぶりの硬い物だ。
五目煮豆が大きなタッパー1個分残っていたので、
3合炊いた米に混ぜ混ぜ簡単混ぜご飯。
味噌汁も作った。
当分夜は混ぜご飯とみそ汁ぬか漬け。
食べないとね。
私倒れられないからね。



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2016年06月27日

都立墨東病院ER5

かーちゃんのパジャマタオルなどをレンタルするので、
今日は11時前に家を出た。
月曜なので申し込みをするのに待つだろう、と読んだ。
やはり待った。
順番が来て、申し込んだ。
これから入院ですか? と聞かれたので、
ERに入院しています、と係りのお姉さんに言って、
どの位の入院期間かわからないので、とりあえず1週間レンタルした。
いろいろレンタルのコースがあるのだが、
お姉さんが判断して用品をまとめてくれた。
レンタル料金はその場で現金払いだった。

面会時間に30分位まだ時間があったので、
金曜から目を付けていたコーヒーの自販機前へ。
担当者が自販機の清掃をしていた。
座って待っていると、外人のパジャマを着た男性が私の隣へ座った。
私に喋りかけてきた。
「入院して退屈でしょう。」と言ったら、
「時間つぶしにココアを飲もうと思ってるんですよ。あなたは何を飲むのですか?」と聞かれたので、
「ココア。」と返した。
イタリア人だという、日本語ペラペラなおじいさんは、
一緒ですね、と言って笑った。
私はバナナココアを飲むつもりなのだ。
清掃が終わって、おじいさんはカフェココアを買って、
2人でココアを飲んだ。

昼の部の面会へ。
行ったら、かーちゃんのベッドの左隣に、
何人もの看護師さんが集まっていてバタバタしていた。
左隣から、ピンポンピンポン数値が高くて鳴るであろう音がしきりに鳴る。
ここはERなのだと改めて思う。

隣からかーちゃん担当の看護師さんが顔を出した。
「管が取れましたよ。お腹が空いたってお話してくれましたよ。」
椅子を持って来てくれた。
かーちゃんの酸素呼吸器の管が取れていた。
「おかあさん、来たよ。」
声をかけると、かーちゃんは喋りだした。
しかし、管を取ったばかりで、大きな声が出せない。
「ここは墨東病院。教えてもらった。」
それは聞こえた。
「私が誰だかわかる?」
「やっちゃん。」
「お腹空いたって看護師さんに言ったんだって? まだ点滴してるからご飯は食べられないよ。」
良かった。昨日より更に意識がハッキリしている。

担当の先生が顔を出してくれた。
「まだ予断は許しませんが山は越えたみたいです。ここまで回復するとは思ってなかったですが良かったです。」
先生に、かかりつけの病院を聞かれる。
かーちゃんが行ってるかかりつけ医は、全部入院施設がない。
「入院できる病院だと、東京城東病院なんですけど。」と答えたら、
「こんな話(転院の話)ができることは嬉しいです。リハビリができる病院がいいと思うんですよね。転院できる病院の話は、もうちょっと詰めていきましょう。」

良かった。
山は越えたと言ってもらえた。
かーちゃんが死ぬことと何日か向き合ってきたのだ。
少し張っていた気が緩んだ。

面会時間ギリギリまで、かーちゃんの、夢見心地の話を聞く。
しかし、何を言ってるかほとんど聞こえない。
「喋らなくていいから。先生と看護師さんの言ってることをちゃんと聞くんだよ。点滴してるうちは駄目だけど、もうじきご飯も食べられるよ。」
明日また来るからねと言って、今日の面会終了。

今さっき、電話が鳴った。
ERの先生からだ。
かーちゃんに何かあったのかっ???
「経過が良いので、普段飲んでいる薬の投与をやりだそうと思いまして、普段飲んでいるお薬を持って来てもらえますか?」
あーーーーーーーー、心臓に悪いっ。
何かあったのかと思った。
パーキンソンと診断された経過と、
どこの病院の診断だったのかと、
今の病院でパーキンソンと認知症の薬が出ているのかをお話した。

明日昼の部の面会の時でいいそうです。
薬、持っていきます。



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2016年06月26日

都立墨東病院ER4

朝起きて、熱を計ったら、
口の中36度2分。
脇の下35度7分。
よし、今日はバッチリだ。
サンドイッチを食べる。
抗生物質を飲む。
今日も昼の部の面会に行く。

行ったら、看護師さんたちが忙しそうにしていたので、
「家族の者です。椅子を貸していただけますか?」
今日も寝ているかーちゃんのベッドの脇に座る。
モニターの数値を見ていたら、
何だか今日は、多分血圧が高そう。
時たま目を開けてヒクヒクしている。
でもすぐに目をつぶる。
口が時たま動く。
夢心地のよう。

座っていたら、今日の担当看護師ですと言って、
看護師のおねーちゃんがやってきた。
容体が心配なもので、看護師さんにいろいろ聞いてみた。
「今酸素吸入していますが、足らない分の酸素を補っているだけで、先生はもうじき取ってもいいだろうとおっしゃってましたよ。取れたらお話できますよ。」
「容体は少しは良くなっているのでしょうか? 急に悪くなることもありますか?」
「ないことはありませんが、落ち着いてきてらっしゃいます。手を握ってくださいと言ったら、しっかり握り返していますよ。」

良かった。
少し生存率が上がった。
昨日さかさまになっていたベビーローションを、
新しいのと取り換えてきた。
時間ギリギリまでいて、帰り際かーちゃんの手に手を置いて、
「また明日来るよ。」と言ったら、
かーちゃんは目を開いて私を見て、何だか驚いた顔をしていた。

早く、山場は超えましたよ、と言ってほしい。
入院してからずっと、緊張している。
死ぬかもしれないかーちゃんと向き合ってるからだ。

かーちゃんまだ死んだら駄目だ。
頑張ってくれい。

帰ってきて豆腐。
何だか今日は味が分かる。
お腹も空いているのがわかった。
奥歯を抜いて熱が出ている私の体も頑張っている。
さぁ、今日の晩も豆腐。


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2016年06月25日

都立墨東病院ER3

昨日飲んだ抗生物質とロキソニンのせいか、
今日は10時半過ぎまで寝ていた。
熱が出ているのだ。
仕方あるまい。
作り置きのサンドイッチ食べて、抗生物質を飲んで、
今日も昼の部の面会へ。

行ったら、看護師さんが、
かーちゃんの担当テーブルで作業をしていた。
かーちゃんの名前がプリントしてある名札を作っていた。

顔を覗き込んでいると、
「今意識がありますから、お話になっても良いですよ。」
すぐさま声をかけた。
「おかあさん、やっちゃんだよ。来たよ。」
かーちゃんは目を開けた。
良かった。
意識が戻ったのだ。
だがまだ予断を許さない状況なのは変わらない。
口を動かそうとしてるので、喋らなくていいよ、と言った。
目で私を見ている。
薬で眠たいのだろう。
すぐ目を閉じた。
「やっちゃんがいるからね。安心していいよ。」
タオルケットがかかっていたけど、
ちょっとめくってかーちゃんの手に手を置いた。
かーちゃんの手が動いた。

どうせ聞いていないだろうけど、
歯を抜いて熱が出たことと、
うさのすけがかーちゃんのベッドでうんちし放題なのを喋った。

昨日買ったスキナとおしり拭きに名前を書いたので、
それを差し入れ。
かごの前に置いてきた。
それと昨日買ったおむつ1パックにも名前を書いてきた。
かばんに油性ペンを入れっぱなし作戦にしている。
いつでも名前が書ける。
介護の必需品である。

看護師さんが入院手続きをして欲しいと言うので、
面会時間ギリギリまでいて、かーちゃんに、
「明日また来るよ。」と言って、
今度はタオルケットの上から、手に手を重ねた。
かーちゃんの手が動いた。

墨東病院本館の入退院受付に寄って、手続き完了。
パジャマなどをレンタルしたかったんだけど、
行ってみたら先客がいたので、待たないといけないみたいだったので、
これは月曜にちょっと早く行ってやるつもり。
今日も自分の歯医者に行かねばならぬ。

1時40分頃帰ってきて、
また豆腐食べようと思っていたのだが、今日も食欲がない。
無理やり食べて矢口へ。
今日はお母さん先生が消毒してくれて、
昨日熱が出たのを報告。
「どうですか? まだ熱がありますか?」と聞かれて、
「大丈夫です。」と、計ってないけど答えた。

ぱぱすでトイレットペーパーと、
かーちゃんにベビーローション持っていくので購入。
今日面会に行ったら、ローションの瓶がさかさまになっていた。
明日持っていく。
名前も書いた。

言われた通り何かを食べて、抗生物質飲んでるけど、
ちょっと不安になったので、さっき自分の熱を計る。
口の中、38度1分。
脇の下、37度2分。
昨日寝る前と同じやん。
このくらいの発熱だったら、人間動けるんですね。
初めて知った。

コーヒー飲んでタバコ吸ってる場合じゃない。
麦茶にして水分取らなければ。
夜もまた豆腐を食べる予定。
ロキソニン飲むタイミングを合わせないといけないので、
ご飯をいつ食べるか、微妙。



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都立墨東病院ER2

昨日昼の時間に面会しに行った。
行ったら夜にかーちゃんを診てくれた先生がいて、
一晩経った様子を教えてくれた。
「呼吸が落ち着いてきています。ですがまだ予断を許さない状況です。」
かーちゃんを見ると、いろんな管が繋がれていたが、
お腹で呼吸をしていた。
良かった。
生きている。

しかしこの先生は、一体いつ寝てるのだろう。
「明日と明後日研修でいませんが、チームの医師にわかるようにしておきますから。」とおっしゃるので、
「あ、土日お休みですもんね。」と言ったら、
「基本的に休みはないですよ。」と返された。
東京のERの最前線の実情を垣間見た。
テレビで行われてることや、ドキュメンタリーは、
本当に起こってることだ。

紙おむつ買わないといけないので、看護師さんに売店を聞いて、
Mサイズのテープ式おむつ1パック買う。
1枚づつしか持っていかなかったけど、バスタオルと普通のタオル。
名前が書いてあるかどうかをチェックされた。
それとローションを持って来てほしいと言われたので、
いつもなごやかさんで使っている、
無香料のベビーローションを持っていく。

売店でおしり拭きと、体をふく際に使用するボトルも購入。
名前なんて言ったかな、スキナだったかな。
買い終わって売店入り口に油性ペン発見したので、
それも追加で購入。

紙パンツ買って、戻って、残りの時間、
かーちゃんの顔を見て過ごす。
どのくらいの意識障害かわからない。
2、3日が山と言われてまだ1晩しか経っていない。
「長期に考えていてください。半年まではいかないかな。」と先生は言った。
まだかーちゃんが生きるかどうかの目途も立っていないのに……。
面会終了時間ギリギリまでいて帰る。

意識が戻って欲しい。
明日行ったら気がつかないかな。
帰りのバスの中、そんなことばかり思っていた。

帰ったら、お昼を食べて、鬼平を見て、
何故かこんな間が悪いタイミングで自分の歯医者。
ずっと何年も自分の病気を放っていた。
かーちゃんの城東退院後、ようやく少し心に余裕が出てきたので、
それとお財布と相談して、一昨日の水曜に矢口に予約を入れたのだ。

5年くらい前に、早く抜いた方が良い、と診断された左奥歯。
今年4月くらいに、まず金属の詰め物が取れた。
食べちゃったみたい。
放っておいた。
そしたら1カ月くらいして、歯が欠けた。
放っておいたら中の詰め物がなくなった。
食べちゃったみたい。
腫れてる感じがし出して、ロキソニンも飲んだ。
これは歯医者に行かねばなるまい。

かーちゃんがまさか倒れるとは思ってなかったので、
昨日金曜日、予約を入れて歯を抜くことにしていた。
矢口の娘さん先生がやってくれた。
歯はすぐに抜けた。
見せてもらったら奥歯が真っ二つに割れていた。
「明日消毒に来てください。抗生物質とロキソニン出しますね。」
麻酔が効いてて喋れない。
「ありあとーござーます。」と言って帰宅。

帰ってきて、食欲がない。
でも食べないと薬が飲めない。
固い物が食べられないだろう。
当初の予定通り、
豆腐に納豆大根おろし山芋オリーブオイルリンゴ酢和えを、
塩で味付けしたのをのっけて食べる。

何だかおかしい。
いつもなら食べたりないのにお腹いっぱい。
それにどうしたわけか寒気がする。
ガタガタ震えるくらい寒いのだ。
夏なのに。
こんな時は体温計。
口にくわえたら38度2分。
脇の下は37度2分。

RUSHのYouTube聴いてる場合じゃない。
書こうと思っていたブログも、
書けないくらい思考がまとまらない。
ロキソニン飲んで、すぐベッドへ入ってドラクエ。
しかしドラクエやっててももうろうとしてきて、すぐ就寝。



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2016年06月24日

都立墨東病院ER1

昨日の夜、焼き肉をした。
最後のお肉1枚、かーちゃんに食べるか? と聞いたところ、
「食べる。」と申すので、お皿によそってあげた。

そのお肉を食べていたら、様子が一変した。
苦しそう。
おかしい。
これはひょっとして、お肉が詰まったのでは?

すぐさま救急車を呼んだ。
電話をかける際、110は百十番だし、116でもないし、
119を思い出せない。
ようやく思い出して119番した。
気が動転していた。
住所と名前を言って、かーちゃんの背中を叩いたりしていた。

すると、電話がかかってきた。
救急車からだ。
「まもなく着きます。患者の背中を引き上げて、口の物を出してみたりしてください。」
言われたとおりにしてみた。
少し口から吐いた。
ピンポンが鳴った。
救急隊員7名来た。
かーちゃんの蘇生を7人がかりでやってくれた。
「救急じゃなくて、救命だ。」と隊員の1人が言った。
詰まってたお肉を取ってくれた。

「救命センターがある病院に行きます。普段飲んでる薬と保健書とお薬手帳を持って来てください。」
かーちゃんは救急車の中でも吐いた。
「わかりますか?!」と、かーちゃんに声をかける隊員さん。
「あぅあぅ。」と返事するかーちゃん。
病院に着いた。
「ここはどこの病院ですか?」
都立墨東病院の救急救命ERだった。

隊員さんに返事をしていたので、
そんなに症状が重くないのだろう、と思った。
そしたらば処置をしてくださって、先生の説明があるまで待った。
2時間近く待った。
あまり重くないみたいなので、気軽に、というか、
親戚筋にメール打ったりして時間を潰していた。

「肺に胃酸が入っています。胃酸は強いので肺を溶かす恐れがあります。それと、無呼吸状態があったので、脳に酸素が回らないので、意識障害が出ます。今睡眠薬で眠らせて、酸素吸入しています。この2、3日が山です。いつでも連絡が取れるようにしてください。覚悟しておいてください。」

医者が出してきた書類に署名して、ER室に通された。
かーちゃんは酸素吸入器をはめられて、
その脇には心電図のモニターがあった。
看護師さんが入院の手続きの書類を持ってきた。
それと、入院に必要な物が書いてあるリストも持ってきた。

11時半ごろタクシーで家に帰ってきた。
うさのすけがかーちゃんの部屋の入り口にいた。
帰ってきたわたしの足元に寄ってきた。
何かあったのがわかるのだろう。

禁煙していたが、病院にいるうちからタバコが欲しくなった。
墨東の警備員さんにコンビニの場所を聞いて、タバコを買った。
家に帰ってきて、吸った。
私はタバコを止めるストレスに弱い。
落ち着いてきて、うさのすけの餌やおやつをやった。
そんなこんなしてたら、こう思った。
かーちゃんは死んでしまうのか?

今朝起きて、ケアマネに連絡。
「昨日の夜、喉に食べ物を詰まらせちゃって、墨東のERに入院しました。」
「何食べたんですか?」
「昨日の夜、お肉焼いて食べたんですよ。」
「焼き肉お好きですものね。」
ケアマネは、デイサービスへ行けなくなる連絡をまたしてくれる。
頼りになるケアマネだ。
助かる。

ケアマネに続いて、サポセンの担当保健師にも連絡を入れる。
とりあえず、この窮地をわかってもらう。

ERの面会時間は限られていて、
朝7〜8時と、昼12時〜13時と、夕方18時〜19時の3回しかない。
パジャマとか、おむつとかは病状に合わせないといけないから、
お高いけどレンタルにすることにした。
昼の部に合わせて、他の必要な物を持っていこう。

焼き肉が最後の晩餐になるのか?
かーちゃん、頼むよ。
頑張ってくれい。

U井さん、これ読んでる?
O塚さんちに引っ越しの顔見世するの、延期。
もうちょっと先が見えるまで、延期。
個人的理由ですまぬ。



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